森のことばソファとダイニングチェアをメンテナンスしてきました。
2013年頃に森のことばのソファとダイニングセットをご購入されたS様。
以前に購入したお店が無くなってしまったので・・とルームプラスにご相談に来られました。
ご依頼内容は板座のダイニングにチェアクッションを取り付けたい。
ソファのクッション&カバー交換でした。
2001年にデビューしているので、クッション交換やカバー交換の方がルームプラスにもたくさんご来店いただいております。
実は森のことばは少しずつ進化しているので、メンテナンスには少し注意が必要です。
まず、張り替え前のS様のソファ。
画像では分かりませんが、座クッションはかなりヘタってしまって、かなり座りにくい状況でした。
現在の森のことばのソファは座クッションを以前のものよりも厚くし、より座り心地を良くしています。
座クッションが厚くなった分、肘の高さに収まらなくなってしまったので、専用のスペーサーを取り付ける必要があります。
若干、色が違う部分が新しくつけたスペーサーです。
8年ほど使っていらっしゃるので、色が違うのは当然です。
もちろんご購入前にご説明済みです。
スペーサーを取り付けることで、新しい厚い座クッションがきれいに収まります。
そして背クッションは現行モデルの置きクッションタイプに変更。
以前の背クッションに比べこちらも厚くなり、フェザーたっぷりで気持ちいい背当たりです。
画像でもわかるように、S様はネコを飼っていらっしゃるので、張り生地はペットにも強い生地で張りました。
爪が引っ掛かりにくいので、ネコも爪を立てなくなったそうです。
もちろん取り外して洗えるウォッシャブル生地になっています。
ソファを正しい位置に戻すとスペーサーはほぼ見えませんので、先ほどの色の違いも気にならないと思います。
そしてダイニングチェアは板座にクッションを・・ということでしたが、実は以前のタイプには固定用のボタンが付いていませんでした。
そこで、こちらの固定用のボタン留めを取り付け。
クッションの止め金具をくっつければ、クッションがズレずに使えます。
以前のモデルでもしっかりと対応できるのが飛騨の家具のいいところです。
現在、廃番になっているモデルでも、張り替えや修理は可能な限り行っております。
お気軽にご相談いただければと思います。
写真などを取ってきていただけると分かりやすいです。
S様も木部は思い出を残したままに、クッションとカバーが新しいものに変わり、ゆっくりと寛げるソファに戻りました。
S様、この度は誠にありがとうございました。
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