ご自宅の一枚板のダイニングテーブルに合わせてチェアをお探しだったF様。
それぞれにお気に入りのチェアをということでSEOTOとボンゴレのチェアをセレクトされました。
ご主人も奥様も腰あたりの良いランバーサポートタイプのチェアを気に入ったいただいたのですが、やはり身長差や体格差によってお気に入りの一脚が異なりました。
ご主人は座面が少し広めでランバーサポートタイプのチェアの中では比較的まっすぐ座れるタイプのSEOTOをセレクト。
グッドデザイン賞受賞チェアのSEOTOはデザインが抜群なのは当然のことながら、やはり掛け心地に定評をいただいております。
座ったときの腰あたりの良さは若い方から年配の方まで年齢を問わず人気のチェアです。
また、ハーフアームデザインなので出入りする際にアームが邪魔にならず、且つ寛ぐときに少し肘を置くことが出来ます。
そして奥様は新作のボンゴレのチェアをセレクトされました。
すこしクラシカルなデザインでありながらも現代風にリモデルされたこちらのチェアもSEOTOと同じくランバーサポートタイプの腰あたりがよいチェアです。
SEOTOと違う点は座面が少しコンパクトでどちらかというと体がぴったり収まる感覚のチェアです。
笠木部分のフィット感も少し滑らかで優しい掛け心地のチェアです。
お使いのテーブルが赤茶系のカラーでしたので、それにあわせてSEOTOもボンゴレも赤茶系のカラーで着色しました。
スポットライトの下で撮影したので色が飛んでしまいましたが・・・
たまにお客様から良く売れているチェアはどれですか?と聞かれることがありますが、その情報はチェアを選ぶ際の決め手にはほぼなりえないことのが多いです。
やはりチェアやソファ、ベッドのマットレスなど、直接体に触れるものに関してはお客様の座った時の感覚、感触が大切で他の人が何を使っているかはあまり必要ではない情報かもしれません。
実際にF様のようにご主人と奥様では選ぶチェアが違うことはRoom+では多々あります。
ただこのことは同じレベルの品質と耐久性、アフターメンテナンスを備えたもののなかでの評価基準となります。
Room+本館には30脚以上の国産チェアが展示されているので、ぜひいろいろ掛け比べてお気に入りの一脚を見つけていただければと思います。
木目が力強い一枚板に板座のチェアがきれいにマッチした天然木の質感溢れるダイニングが完成しました。
F様、この度は誠にありがとうございました。