三重県鈴鹿市のインテリアショップ Room+(ルームプラス)・家具・インテリア雑貨・飛騨の家具・オーダー家具売。
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2015年1月アーカイブ

ギャッベフェアが今週末1月24日(土)から開催されますが、『ギャッベ』について簡単にご説明を。
実はギャッベはインテリア雑誌などに取り上げられ、インテリア業界ではちょっとしたブームです。
Room+本館ではギャッベを取り扱い始めてからもうすぐ5年になります。
最近では雑貨屋さんなどでもいろいろ見かけるようになり、価格の安い模倣品などもたくさん出回るようになってきました。
でも実際、『ギャッベ』って何?という方が多いかと思いますので、簡単にご説明させていただきます。

『ギャッベ』とはペルシャ語で「粗い」という意味でペルシャ絨毯の一種です。
ペルシャとは現在で言うところの「イラン」です。
つまり、イラン製です。
そしてイランの中でも、カシュガイ族・ロリ族といわれる遊牧民の方によって織られた手織り絨毯です。
dkgfdm1.jpg遊牧民ですので羊たちを育てています。
その羊の毛を春先に刈ります。
羊と聞くと白のイメージですが、黒や茶色の羊もいます。
dkgfdm2.jpg
そして刈った羊毛をジャシールの葉や茜の根っこなど、伝統的な手法の草木染で染めていきます。
いろいろな色の糸があるのはこの草木染という工程で造られています。
日本の伝統技術「藍染」も草木染の一種です。
dkgfdm3.jpgそしてこの羊毛を使ってカシュガイ族・ロリ族の女性達が空いた時間を利用して庭先などで織ります。
dkgfdm4.jpgざっくりと説明するとこれで完成です。
つまり『ギャッベ』とはイランに住むカシュガイ族・ロリ族の女性によって織られたウール100%の草木染手織り絨毯のことです。
dkgfdm5.jpg
ですので、Room+本館では生産国の異なるものは一切取り扱っておりません。厳密に言うとカシュガイ族・ロリ族の方が織ったイラン製のもの以外は取り扱っておりません。
また、化学繊維や化学染料をしようしたものも一切ありませんので、100%天然素材の絨毯です。

またギャッベの織りや技術は最近、和食や和紙で話題になったユネスコ無形文化遺産に2010年に登録されています。

実際に見て、触れていただくとギャッベの良さがわかるかと思います。
ぜひこの機会にご来店いただければと思います。

ギャッベフェアは1月24日(土)から2月2日(月)までの期間限定開催です。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。


第9回ギャッベフェアが1月24日(土)から開催されます。
イベントに向けてギャッベが大量に入荷してきました。
dkkgftnk1.jpgギャッベを並べるために朝から家具を移動し、ある程度並べれるスペースが空きました。
撮影出来次第ブログやフェイスブックにアップしていきます。

第9回ギャッベフェアは1月24日(土)から2月2日(月)までです。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。


ナチュラルスタイルのウィンザー系ダイニング「TUGUMI」を納品してきました。
kouthri1.jpgご新築を機にダイニングセットをお探しだったH様。
節のある質感豊かな床板に合わせてということでこちらのTUGUMIのダイニングを大変気に入っていただきました。
こちらのTUGUMIシリーズは優しい雰囲気とやわらかいイメージがお好みの方にはぴったりのダイニングです。
テーブルは角を大き目のアールで加工し、脚も少し太めのコーン脚にして全体的に若干のボリュームを残したグラマラスなテーブルです。
kouthri2.jpgそしてチェアは背中のスポークがかわいいウィンザー系チェアです。
笠木を少し小さめにデザインすることにより可愛らしさを演出。
座面は少し厚みを持たせこちらもテーブルと同じく少しボリューム感を。
さらに板座の座面は座繰りが施されているので座ったときのフィット感は何ともいえません。
また背中のスポークも体に添うように計算されているので背当たりの良さも魅力です。
kouthri3.jpg節のある質感豊かな無垢床に少しクラシカルなデザインの柔らかな印象のダイニングスペースが完成しました。
H様、この度は誠にありがとうございました。