Room+本館では天然木無垢材を多く扱っていますが、売り場に展示されている『木部の色』と『天然木本来の色』が異なることを簡単にご紹介いたします。
どういうことかわかりにくいので、家具を造る際に出る端材を使ってご紹介いたします。
ウォールナットの家具と聞くと、濃い茶色で深みのある色がイメージされると思います。
また、ナラ(ホワイトオーク)材の家具と聞くと薄い茶色であたたかみのあるナチュラルな色のイメージだと思います。
でも、実際の原木はこんな色です。↓
こちらは飛騨の家具を造る際にでる端材です。
それを高山から持ってきたのですが、実際の商品と見比べるとまったく色が違うのがわかると思います。
ウォールナットは非常に薄い茶色ですし、ホワイトオークはかなり白い木です。
その中でも特に驚かれるのが、ウォールナットです。
濃いウォールナットが欲しいと言われることがたまにありますが、その場合は着色して染める必要があると説明しているのがこの画像を見るとよくわかると思います。
実際にオイルを塗るとこのようになります。
原木にオイルを塗ったり、ウレタンの塗装などを施すと木材が塗れた色のようになり、店頭に並んでいるよく見る家具の色になるわけです。
また、同じ天然木でもそれぞれ色の濃い薄いの個体差もあれば、オイルなどの染まり具合も違うので、すべてが同じ色にならないのは、人と同じようにそれぞれに個性があるからです。
なんてことは無い話なのですが、天然木本来の色を知ることで、より無垢材の家具に愛着が沸くかと思います。
Room+本館にサンプルがありますので、ご覧になりたい方はお気軽にお声掛けください。
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