ダイニングチェアのクレセントにウォールナットが登場しました。
ダイニングチェアは非常に繊細で家具の中でソファと同じぐらいの頻度で壊れやすいアイテムです。
その中で飛騨高山の商品は10年保証という絶対的自信を示すため、デザインだけでなく強度にも非常に気を配っています。
強度+技術が今回ようやく融合されクレセントのウォールナットが完成しました。
ウォールナットは木目が非常にキレイですが、ナラ材と比較すると強度や木材の動きなどの関係で繊細な造りの商品を表現することが難しかったのです。
ですので丸みのあるデザインではなくどちらかというと直線的なイメージのチェアが多いのです。
クレセントのアームチェアは他の商品に比べ、曲線での表現が非常に多いチェアです。
切り出しの材料ではなく、心材を生かした状態からの曲げ木で造り、木目をきっちりと活きた状態で造り上げる技術はまさに飛騨の匠の成せる業です。
4本の脚の曲線、アームの先の微妙なカーブは正面、斜め45度の角度、どの角度から見てもきれいな仕上がりです。
上から覗き込んだ時の曲線美も美しいです。
ウォールナットの木目を活かしながらの柔らかいカーブは何ともいえない美しさです。
もちろんオリジナル仕様のナラ×ウォールナットのツートンタイプも健在です。
ナチュラルテイストにウォールナットの木目とカラーがシックにまとまってこちらはこちらで独特の風合いを持っています。
基本的に構造は全く同じなので木目の雰囲気で見た目も大きく変わります。
そのほかにも座面が板ではない張り生地タイプのチェアやもう1材種違うブナ材で造られたクレセントも展示しています。
Room+本館に展示してありますので、ぜひ一度ご覧ください。