飛騨産業のクレセントチェアを納品してきました。
大工さんが用意された一枚板のテーブルに合わせてチェアをお探しということでご来店されました。
天板の高さが70cmと標準の高さで造っていただいていたので、おおよそのイスはセッティングする事が可能でした。
しかし、一枚板の場合、天板のソリや割れのリスクを回避するため、厚みが5cmほどあるケースがほとんどです。
T様のテーブルも5cmほどの厚みがありました。
この厚みがミソで、実はT様は当初、アームチェアで何脚か候補を考えていらっしゃったのですが、実寸法を測っていただいた結果、アームチェアはテーブルの中に入りませんでした。
確かにアームチェアの場合、アームは全部収納せず使うケースもありますが、動線確保の為にはしまう必要があるケースのが多いです。
アームチェアを収納する為に脚をカットする事も出来ますが、座面が下がってしまう為、本来の目的であるテーブルとイスの利便性が大きく失われます。
という訳で、アームレスチェアでセットしました。
塗色は現在のテーブルの色に一番近いOU色で塗色しました。
クレセントのチェアというとアームチェアの印象が非常に強いですが、アームレスでも非常にかっこいいです。
背面の一枚曲げ木がキレイ見え、さらに脚の曲線の曲げが際立ちます。
アームチェアは背面からのフォルムも非常に大事です。
厚みのある一枚板の迫力に負けないくらい存在感のある収まりとなりました。
T様、この度は誠にありがとうございました。
クレセントの詳細はこちらから↓
http://www.e-roomplus.jp/ec/html/products/detail.php?product_id=23
最近、大工さんに用意してもらった一枚板に合わせてダイニングチェアをお探しの方がご来店いただくケースがあります。
チェアをお探しの際は床からテーブルまでの高さ、床からテーブルの下面までの高さ、テーブルの脚と脚の間の寸法などを測ってから探すと探しやすいです。
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